星にゃーんのブログ

ほとんど無害。

2020-01-01から1年間の記事一覧

半月文章を書き続けた。

11月3日の夜、昔のことを思い出した。 小学校の頃、僕はスポーツ少年団の合宿に参加した。 スポーツをやってたわけではなかった。 空手の師範代だったじいちゃんがその地域のスポーツ少年団に関わってて、 その伝手で参加することになった。 正直なところ全…

2020年の9月にようやくスターウォーズを観た

スターウォーズは言わずとしれた名作スペースオペラである。「遠い昔 はるかかなたの銀河系」というフレーズを至るところで聞いた。適当な棒を構えてライトセーバーごっこに興じたこともある。C-3POとR2-D2がすべてのエピソードに登場していることも知ってい…

死にゆく星空に百合は咲く 『アステリズムに花束を』を読みました

『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』は、「百合」と「SF」の2つのテーマを掲げて編まれた短編集だ。 もともとは伊藤計劃の『ハーモニー』10周年を記念して企画されたSFマガジンの百合特集がかつてないほどの反響を呼んだことがきっかけらしい。積ん…

いつかKELDICに会いに行く - 錬金術師の密室を読んだ

読みました。錬金術師の密室。 先月だか今月だかに出たハヤカワ文庫の新刊で、タイトルの通り錬金術師の密室殺人事件を描くミステリー小説です。 簡単にあらすじを紹介しましょう。優秀だが誠実なばかりに世渡りの下手な青年軍人エミリアは、その優秀さを買…

バーナード嬢曰く。1巻を読んだ

一応、ネタバレ注意 柳の下のド嬢 「柳の下のどじょう」。 「2匹目のどじょう」をカッコよく言い換えるとこうなるらしい。らしい、というのはド嬢とどじょうをかけたダジャレを言いたいがためだけに「どじょう 慣用句」でググって最初に目についた言葉をよく…

俺は『フラグタイム』の小林由香利

映画『フラグタイム』、観てきました。去年の12月に1度観て、原作を読み、そして追加上映を観てきました。2回目です。 frag-time.com 小林由香利の話をさせてくれ。 なお、原作の作者コメントの話を持ち出すが映画『フラグタイム』の小林由香利について話す…

『2010年代SF傑作選』を買ったので私の2010年代を想う

-- はじめに。この小説はフィクションです。実在の人物、組織、時系列、概念その他諸々との整合性を取ることは不可能です。あと『2010年代SF傑作選』の話はしません。2010年代個人的にしんどかったって話を書きました。 去る2020年2月6日、2010年代に発表さ…

「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり」の元ネタ

なんかこの話題でTwitterが盛り上がっていた。 togetter.com 答え: 「無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり」の出所、なぜかネットのどこを見ても言及がないので置いておきますね2001年の個人のテキストサイトが初出で、ソクラテスの「無知は罪…